コラム
住まいのメンテナンス
電気自動車の充電コンセント、どう付ける? 職人さんに聞いた、車選びと一緒に考えたいこと
公開日:2026/11/6

🌀 電気自動車を買うことになった。家で充電できるようにしたいけれど
🌀 充電用のコンセントって、どこに、どうやって付けるんだろう
電気自動車(EV)は、家で充電できると便利です。
駐車場にコンセントを1つ付ければすむ。
そう考える方も多いかもしれません。
今回も、リベ大工務店のメンバーである現役の職人さんに聞きました。
返ってきたのは、コンセントの話より先に、「どの車にするか」の話でした。
この記事では、電気自動車の充電用コンセントを付けるときに考えたいことをお伝えします。

まず、「どの車にするか」から
充電用といっても、家に付けるものは、車によって変わることがあります。
職人さんのお話では、差し込み口だけのコンセントで済むこともあれば、その車に合わせた充電器を付けることもあるそうです。
車によっては、お客さんがその車用の充電器を用意して、取り付けを頼まれることもあるといいます。
だからこそ、職人さんはこう話していました。
「車種なども、前もって決めておいてもらう流れのほうがいいのかもしれません。」
車が決まると、家に付けるものも決まります。
相談のときも、どの車にするかが分かっていると、話が具体的に進みます。

充電用の配線と、分電盤から駐車場までの道のり
職人さんのお話では、電気自動車は家のいつものコンセントで充電できるものもありますが、時間がかかります。
そのため、充電用のコンセントと、充電のためだけに引く配線(専用回路)が必要になります。
あわせて確かめたいのが、家の電気の容量です。
容量の考え方は、こちらの記事でお伝えしています。
分電盤って何? 電気リフォームで最初に確認したいこと
充電用のコンセントをあとから付ける場合は、分電盤から駐車場まで配線を引きます。
分電盤は、家に届いた電気を、部屋や設備ごとに分ける設備です。
職人さんのお話では、分電盤が駐車場の近くにあれば、工事はしやすくなります。
離れている場合は、壁や天井、地面の中を通すなど、家のつくりに合わせて配線の通り道を考えます。
配線が外から見えてもよければ、建物の外に出して、管で守りながら通す方法もあります。
駐車場や家の外まわりを工事する予定があるなら、充電用の配線も一緒に相談するよいタイミングです。
まずは、分電盤がどこにあり、車を止める場所からどれくらい離れているかを確かめてみてください。
同じ充電用のコンセントでも、その距離と家のつくりによって、工事の内容は変わります。

屋外のコンセントの仕上げ方も、使い方で変わる
駐車場に付けるコンセントは、仕上げ方も選べます。
ふたを開けて差し込むタイプにするか、さらにカバーで覆うか。
どちらがいいのかを聞くと、職人さんはこう答えました。
「それは、その人の求めるものによります。」
カバーを付けるなど、求めるものによって、費用も変わってくるそうです。
相談のときは、車種と、どんな形で使いたいかを伝えると、その家に合う付け方を一緒に考えやすくなり
ます。
相談の前に伝えておきたいことは、こちらの記事にまとめています。
電気工事の相談前に、伝えておきたいこと。準備は書類集めではありません
まだ車を決めていなくても、「いずれ電気自動車にするかも」と伝えておくだけで、準備の仕方を一緒に考えてもらえます。
車のことと、家のこと。
両方を伝えることが、その家に合う付け方への近道になります。
電気設備のリフォームを相談したいときは
リベ大工務店は、工務店経営や設計・施工の現場で活躍するプロ集団です。
地域に根付いた工務店・設計士・職人それぞれが、高い専門性を持って家づくりに向き合っています。
この記事でお伝えしたように、電気自動車の充電用コンセントは、車種と家のつくりによって付け方が変わります。
やりたい工事の内容を伺いながら、進め方を一緒に考えていきます。
対応エリア内であれば、リフォーム・リノベーションのご相談も可能です。
(対応できる工事の内容は、地域の工務店によって異なります)
お住まいの地域が対応エリアかどうかは、こちらから確認できます。
リフォームを具体的にご検討中の方は、ぜひリベ大工務店にご相談ください。

まとめ: 充電コンセントは、車選びと一緒に考える
この記事では、職人さんの声をもとに、電気自動車の充電用コンセントを付けるときの考え方をお伝えしてきました。
最後に大切なポイントを振り返っておきましょう。
💡 充電用のコンセントは、車によって付けるものが変わる。車種を先に決めておくと相談しやすい
💡 充電には、そのためだけに引く配線(専用回路)が必要。家の電気の容量も関わる
💡 工事の大きさは、分電盤から駐車場までの道のりで変わる
💡 カバーを付けるかどうかなど、仕上げ方は求めるものしだい
💡 まだ迷っていても、「いずれ電気自動車にするかも」と伝えておく
電気自動車は、車を選んで終わりではなく、家の電気とつながってはじめて使えるものです。
まずは、家の分電盤と、車を止める場所。
その2つの位置を確かめるところから始めてみませんか。
車種が決まったら、それを持って相談すると、話が早く進みます。
この記事が、電気自動車のある暮らしを考えるお役に立てば幸いです。
これまでの記事でも、電気設備ごとに職人さんに詳しくお話を聞いてきました。
分電盤、照明、エアコン、コンセントとスイッチ、防犯カメラ、IHや浴室乾燥機、そして今回の電気自動車。
どの設備の話も、最後は「何を、どこで、どう使うか」と「電気をどこから取るか」に行き着きました。
職人さんの声を通してお伝えしたかったのは、設備を選ぶときは、家の電気と、そこでの暮らし方を一緒に考える、という視点です。
気になる設備があれば、下の記事もあわせてご覧ください。
電気工事の頼み方
電気工事の相談前に、伝えておきたいこと。準備は書類集めではありません
電気工事の見積書は、どこを見る? 金額を比べる前に確かめたいこと
設備ごとの考え方
蛍光灯は2027年末で使えなくなる? 慌てて全部替えなくていい理由
エアコンは「何畳用」通りに選んでいい? 職人さんに聞いた、ちょうどいい大きさの考え方
エアコンの室外機、どこに置く? 職人さんに聞いた、効きを左右する置き場所の考え方
コンセントとスイッチ、どこに付ける? 職人さんに聞いた、暮らしに合わせた決め方
