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「補助金で安くなります」と言われたら。省エネ設備の考え方

    公開日:2026/9/18

    🌀補助金が出るので安くなりますよ、と言われた
    🌀省エネの設備にしたほうが、お得なのかな

    補助金と聞くと、良いもののように思えます。 

    国が後押ししているのだから、使わないと損なのではないか——そう感じる方も多いはずです。

    ただ、補助金が出ることと、安く買えることは、同じではありません。


    今回も、リベ大工務店のメンバーである現役の職人さんに、 省エネ設備との向き合い方を聞きました。

    この記事では、設備のグレードをどう考えるかと、すすめてくる営業とどう向き合うかを お伝えします。


    「補助金で安くなる」と、実際に安いことは別の話

    職人さんは、取り付けだけを頼まれて伺うことがあるそうです。 

    設備そのものは、別の業者から支給されて届きます。


    そのとき、お客さまからこう言われることがあると話していました。


    「つけに行ったら『これ、省エネのやつで補助金が出るので安くつけられたんですよ』と言われるんですけど、結局のところ高いですよね。」


    補助金が出ても、もとの商品の値段が高ければ、支払う総額は高くなります。


    「補助金が出た」ことと「安く買えた」ことは、別のことです。 

    けれど、補助金という言葉があると、安く買えた気持ちになりやすい。


    見るのは補助金の有無ではなく、最終的にいくら払うのかです。


    なお、補助金には対象となる設備や工事、申請時期などの条件があります。 

    「補助金が使える」と聞いたときは、制度名や対象条件、補助額もあわせて確認しておきましょう。


    グレードを上げると、本当に省エネになるのか

    もうひとつ、考えておきたいことがあります。

    省エネ性能が高くても、使用時間や使う場所によっては、価格差に見合うメリットを 感じにくい場合もあります。


    エアコンの場合、夏の夜に数時間だけ使う寝室と、一日中つけているリビングでは事情が違います。 

    同じ性能でも、活きる場面とそうでない場面があるということです。


    その機能、別のもので足りませんか

    グレードを上げると、省エネ性能のほかにも、いろいろな機能が付いていたりします。


    たとえば、エアコンについている加湿の機能。 

    すでに加湿器を使っているのなら、加湿は加湿器に任せるという考え方もあります。


    便利な機能が増えるほど、確かめておきたいことも増えます。 

    購入する価格だけでなく、お手入れの方法や、修理が必要になったときの費用も 聞いておくと安心です。


    「普通のものを付けて、何年かして壊れたら買い替えるほうが、多分コスパ的にはいいんじゃないかな。」


    それぞれ得意な機械に任せる。 

    そう考えると、選び方が変わってきます。


    性能が高いことと、自分の使い方に合っていることは、別の話です。


    使いこなせなければ、機能は価値になりません

    ここまで読んで、「では高いものは無駄なのか」と思われたかもしれません。

    そうではありません。

    たとえば照明には、光の色を変えられるものがあります。 

    色を変えて暮らしたい方にとっては、はっきりと価値があります。


    問題は、その機能を求めていなかった場合です。


    「言われるがままに替えました、でも結局、リフォームしたあとに『これ、使い方が分かりません』と。」

    「ただ付けばいい、明るくしたい暗くしたいだけで十分だった、という話も聞いたりするので。」


    説明書を読んでも、何が書いてあるか分からないことがあります。 

    リモコンのボタンが増えるほど、使いにくくなることもあります。


    必要な機能は、人によって違います。 

    そして、必要かどうかを決められるのは、その設備を使う人だけです。


    ご家族の家の設備を選ぶときも、同じことが言えそうです。


    「補助金があるから」で決めない

    ここからは、設備をすすめてくる側の話です。


    職人さんは、こう話していました。


    「省エネ、省エネというのを、あまり気にしすぎないほうがいいんじゃないかな。」


    「省エネ」や「補助金」という言葉だけで判断せず、一度立ち止まる。

    そういう考え方です。


    補助金には、受付の期限があります。 

    そのため、終わるタイミングが近づくと「今なら間に合います」と急かされることもあります。


    「補助金があるから」「今なら間に合うから」

    そう言われて契約を急かされたときこそ、その場で決めない。

    急かされていると感じたら、その感覚そのものが、判断の材料になります。



    突然の訪問では、その場で点検を依頼しない

    ここまでは、自分から探して頼む場合の話をしてきました。 最後に、少し違う話をします。


    こちらから探して頼む業者と、向こうから訪ねてくる営業は、分けて考える。 

    これが、この記事でいちばんお伝えしたいことかもしれません。


    エアコンやエコキュートには、訪問での営業があります。 

    「点検します」「この地域を回っています」という入り方をされることもあります。


    職人さんの答えは、短いものでした。

    「突然訪問してきた業者に、その場ですぐ見てもらわなくてもいいと思います。一度考えてからでも大丈夫。」


    点検してもらう必要があるときは、自分で探した業者に頼む。 

    それだけで避けられることがあります。


    住宅の営業トラブルについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

    「無料点検」「今日だけ値引き」に要注意。住宅の営業トラブルと対処法



    その場で決めなくていい

    とはいえ、その場で断るのは気まずいものです。


    職人さんは、こんな断り方を挙げてくれました。

    「分からないことは、その場で無理に決めなくていいんです。『家族に相談します』でも『一度考えます』でもいいので、いったん持ち帰れば大丈夫です。」

    うまく断る言葉を考えなくても、決めないと伝えるだけでいいのです。


    電気設備のリフォームを相談したいときは

    リベ大工務店は、工務店経営や設計・施工の現場で活躍するプロ集団です。 

    地域に根付いた工務店・設計士・職人それぞれが、高い専門性を持って家づくりに向き合っています。


    この記事でお伝えしたように、必要な設備は、住む方の暮らし方によって変わります。 

    やりたい工事の内容を伺いながら、進め方を一緒に考えていきます。


    対応エリア内であれば、リフォーム・リノベーションのご相談も可能です。

    (対応できる工事の内容は、地域の工務店によって異なります)


    お住まいの地域が対応エリアかどうかは、こちらから確認できます。 

    https://area.libe-home.com/


    リフォームを具体的にご検討中の方は、ぜひリベ大工務店にご相談ください。


    まとめ: 補助金は、買う理由にはなりません

    この記事では、職人さんの声をもとに、省エネ設備との向き合い方をお伝えしてきました。 

    最後に大切なポイントを振り返っておきましょう。


    💡 補助金が出ることと、支払う総額が安いことは別。対象や条件は制度によって異なる 
    💡 省エネ性能が高くても、使う場所や使い方によっては、価格差に見合わないこともある
    💡 使いこなせない機能は、価値にならない。必要かどうかを決めるのは、使う人 
    💡 「省エネ」や「補助金」で急かされたら、一度立ち止まる 
    💡 突然の訪問では、その場で点検を依頼しない。決めるのは、持ち帰ってから


    省エネ設備が悪い、という話ではありません。 

    色を変えられる照明のように、求めている方にとっては、はっきり価値のあるものです。


    大切なのは、その設備を、どこで、どんなふうに使うのか。 

    そこから考えると、選ぶものが見えてきます。


    補助金が出るかどうかは、そのあとの話です。


    この記事が、設備を選ぶときのお役に立てば幸いです。



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