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エアコンは「何畳用」通りに選んでいい? 職人さんに聞いた、ちょうどいい大きさの考え方

    公開日:2026/10/26

    🌀 エアコンを買い替えたいけれど、部屋の広さぴったりのものでいいのかな
    🌀 今の家は断熱がいいから、小さめでも大丈夫って聞いたけれど…


    エアコンのカタログを開くと、まず目に入るのが「6畳用」「10畳用」といった表示です。

    部屋の広さに合わせればいいのか、少し小さめでもいいのか。

    迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。


    今回も、リベ大工務店のメンバーである現役の職人さんに聞きました。


    実は取材の前に、エアコンの選び方を調べていて、

    「今の家は断熱性能が高いため、表示されている広さより小さめでいい」

    という話を目にしていました。

    同じような内容を、SNSやネット記事で見たことがある方もおられるのではないでしょうか。


    ところが職人さんは、部屋の条件を見ずに小さくすることには慎重でした。

    この記事では、エアコンの大きさをどう考えればいいか、現場の声をもとにお伝えします。



    「今の家なら小さめでいい」? 職人さんの答えは

    SNSなどで、こんな話を見かけることがあります。

    「断熱性の高い今の家なら、カタログの表示より小さめのエアコンで十分」というものです。

    これは、まったくの間違いではありません。

    国土交通省の住宅の設計ガイドでも、断熱性能がとても高い家では、カタログの畳数の目安どおりだと能力が高すぎることがあるとしています。

    ただ、すべての家の断熱性能がそこまで高いわけではありません。
    わが家がどうなのかは、住んでいる人には分かりにくいところです。

    職人さんに聞いてみると、「よく見かける内容ですね」と返ってきました。
    そのうえで、こう続けました。

    「小さくして『効かない』と言われるのが、こちらとしてはいちばん困るんです。取り替えるとなっても、一度設置したエアコンは中古になってしまいますから。」

    一度付けたエアコンは、合わなかったからといって、簡単にはやり直せません。

    では、どう選べばいいのでしょうか。

    「大きくする分には大丈夫です。8畳の部屋なら、10畳用や12畳用にしたほうがいいくらいです。極端に離れるとよくないですが、1ランク、2ランク上くらいであれば。」

    迷ったら、表示どおりか、少し上。
    それが、職人さんの考えでした。

    エアコンの業界団体も、カタログの畳数は目安で、部屋の条件も考えて選ぶことが大切だとしています。

    わが家の性能が分からないときは、まず畳数の表示を目安に考えてみてください。







    少し大きめがいい、と職人さんが考える理由

    では、なぜ少し大きめなのでしょうか。

    職人さんは、エアコンの力の使い方にたとえて説明してくれました。

    「ぎりぎりの大きさだと、モーターをずっと100%の力で回しっぱなしになります。80%くらいの力で回せるかどうかで、電気代が変わってくる場合もあります。」


    能力に余裕がないと、エアコンが力いっぱいの運転を続けることもあります。

    少し余裕のある大きさなら、無理をさせずに済みます。


    ただ、電気代は使い方や部屋の条件によっても変わります。

    少し大きめを選べば必ず安くなる、という意味ではありません。


    また、本体の値段は、大きくなるほど上がります。

    職人さんも「エアコンの価格は上がってしまうけれど」と話していました。


    予算とのバランスも、あわせて考えたいところです。


    なお、ここでお伝えしているのは、エアコンの「大きさ」の話です。

    省エネ性能や機能の多さをどう考えるかは、こちらの記事でお伝えしています。

    「補助金で安くなります」と言われたら。省エネ設備の考え方



    部屋の条件でも、ちょうどいい大きさは変わる

    同じ広さの部屋でも、条件によって合う大きさは変わります。

    職人さんが挙げたのは、まず日当たりでした。

    「西日がよく入る部屋なら、1ランク上でもいいかなと思います。予算にもよりますが。」


    ほかにも、部屋のつくりが関わってくるそうです。

    「場所や部屋の構造、天井が高い、吹き抜けがある、といったことも関わってくるので、一概には言えないんです。」


    隣の部屋や階段とつながっている間取りも、部屋の畳数だけでは考えにくいところです。

    エアコンを付けたい部屋を、一度見回してみてください。

    ✅夏の午後に暑くなる部屋か。
    ✅天井は高いか。
    ✅別の部屋とつながっていないか。


    それだけでも、どのくらいの大きさが合いそうか、見当がつきやすくなります。

    付ける場所や室外機の置き方でも、エアコンの効き方は変わります。


    また、エアコンを新しく増やす場合は、専用の回路が必要になることもあります。


    付けたい場所だけでなく、その家で電気を安全に使えるかも、あわせて見てもらうと安心です。

    分電盤って何? 電気リフォームで最初に確認したいこと


    同じ12畳でも、部屋によって合う大きさは違います。

    カタログの数字は、選ぶときの目安のひとつです。


    電気設備のリフォームを相談したいときは

    リベ大工務店は、工務店経営や設計・施工の現場で活躍するプロ集団です。

    地域に根付いた工務店・設計士・職人それぞれが、高い専門性を持って家づくりに向き合っています。

    この記事でお伝えしたように、エアコンの大きさは、部屋の広さだけでなく条件によっても変わります。

    やりたい工事の内容を伺いながら、進め方を一緒に考えていきます。


    対応エリア内であれば、リフォーム・リノベーションのご相談も可能です。

    (対応できる工事の内容は、地域の工務店によって異なります)


    お住まいの地域が対応エリアかどうかは、こちらから確認できます。

    https://area.libe-home.com/


    リフォームを具体的にご検討中の方は、ぜひリベ大工務店にご相談ください。



    まとめ: 「何畳用」は答えではなく、選ぶための入口

    この記事では、職人さんの声をもとに、エアコンの大きさの考え方をお伝えしてきました。

    最後に大切なポイントを振り返っておきましょう。

    💡 カタログの「何畳用」は目安。家の断熱性能や部屋の条件で、合う大きさは変わる
    💡 職人さんの考えは、ぴったりより少し余裕のある大きさ。ぎりぎりだと力いっぱいの運転が続くこともある
    💡 小さくして「効かない」となると、やり直しがききにくい
    💡 西日・天井の高さ・吹き抜けなど、部屋の条件も一緒に見る

    正解の大きさが、ひとつに決まっているわけではありません。

    わが家の部屋と使い方に合った、無理のない大きさを選べば十分です。


    まずは、エアコンを付けたい部屋が夏の午後にどのくらい暑くなるか、思い出してみませんか。

    カタログの数字を見るときの、手がかりになります。


    この記事が、エアコン選びのお役に立てば幸いです。



    業者の探し方は、こちらの記事でお伝えしています。

    電気工事はどこに頼む? 工事の種類で変わる、業者の探し方


    家の電気の土台になる分電盤については、こちらの記事でお伝えしています。

    分電盤って何? 電気リフォームで最初に確認したいこと


    省エネ設備との向き合い方は、こちらの記事でお伝えしています。

    「補助金で安くなります」と言われたら。省エネ設備の考え方



    【参考】

    日本冷凍空調工業会「お部屋に見合った能力のエアコンを選ぶ」

    https://www.jraia.or.jp/product/home_aircon/s_room.html


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