施工事例
担当工務店
齋田 真一
(株式会社木舎屋)
担当工務店:
齋田 真一
(株式会社木舎屋)
長く住んできた家を、これからの暮らしに合わせてつくり直した大規模リフォームです。
壁は左官仕上げの塗り壁に、床は節のある無垢材に。
障子や格子の建具でやわらかく仕切りながら、キッチン・ダイニング・リビング・畳コーナーはひと続きに。
玄関から洗面、ランドリー、そしてダイニングへと、行き止まりのない動線でつなぎました。
見慣れた家のかたちを残しながら、素材も、間取りも、これからの二十年に合わせて選び直す。
お客様と一緒に考え、つくった住まいです。

キッチン、ダイニング、リビング、そして畳のコーナーまでがひと続きになったLDK。
塗り壁のやわらかな質感と、ネイビーのアイランドキッチンの落ち着いた色が響き合います。
ストーブにやかんをかけて、そのまわりに自然と人が集まる。そんな冬の景色が似合う場所になりました。

一枚板のような大きなダイニングテーブルを中心に据えて。
壁一面の障子が外の光をやわらかく散らし、時間帯によって表情が移り変わります。食事の時間はもちろん、作業をしたり、来客を迎えたり。
長く使えるテーブルは、暮らしの真ん中になっていきます。

天板に、面材、水栓や換気扇設備の全てを黒で統一したアイランドキッチン。
手元まで見える配置ですが、色を落ち着かせることで空間全体がすっと引き締まります。
振り返ればリビングもダイニングも見渡せるので、料理をしながらでも会話が途切れません。

キッチンのすぐ隣に、庭へ出られる大きな窓と、椅子をひとつ置けるだけの余白を。
煮込みものを火にかけている間に腰かけたり、日なたで本を読んだり。
使い道を決めきらない場所があると、暮らしはぐっと自由になります。

床の一角に畳を敷いて、ごろりと横になれる場所をつくりました。
窓の外には見慣れた町の景色。
障子ごしの光と、塗り壁が受けとめるやわらかな陰影が、この部屋の空気をつくっています。
イスの暮らしと床の暮らし、どちらもできるのがうれしいところです。

タイル敷きの土間に、塗り壁と木の建具。
玄関を入った瞬間の空気が、この家の印象を決めます。
壁にくり抜いたニッチには、季節の花を。
帰ってきた家族を、いつも何かが迎えてくれる場所になりました。

玄関のすぐ横に、アーチ型に開いた収納を並べました。
上着やバッグを、帰ってきた流れのまま掛けられます。
四角く切り取るのではなく、やわらかな曲線にしたことで、塗り壁の質感がより引き立ちました。
しまう場所が近いと、玄関は散らかりません。

洗面室のとなりに洗濯機と可動棚をまとめ、そのまま玄関へも、ダイニングへも抜けられる配置に。
行き止まりのない間取りは、朝の支度がぶつかりません。
洗って、干して、しまう。その動きが最短距離でつながっています。

濃い色の洗面台に、木枠の窓と塗り壁を合わせて。
水まわりだからと白でまとめるのではなく、住まい全体と同じ空気感でつくりました。
窓から自然光が入るので、日中は照明をつけなくても十分に明るい場所です。

天井をダークブラウンで引き締めた、落ち着きのある浴室。
窓があるので換気もしやすく、湿気がこもりません。
一日の終わりに、ゆっくり肩まで浸かる。
大規模リフォームで真っ先に変えたい場所のひとつです。
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